サーブレット&JSPを1ヶ月勉強してSun認定Javaプログラマの上位資格『Sun Certified Web Component Developer for the Java 2 Platform, Enterprise Edition 1.4』を取得しました。 はじめはバージョン5.0や6.0の試験が配信されるまで待とうかと考えていたのですけど、J2EE 1.4とJ2EE 5ではサーブレット周りに大きな変更点が無いそうなので、試験がアップデートされる事も暫くないだろうと予想して1.4を受験しました。
出題範囲はサーブレットのライフサイクルや配備記述子(web.xml)の書き方からJSP 2.0で導入されたタグファイルまで。 SJC-Pのときにも感じましたが、Java仕様に従った正確な知識を身に付けるのに有用な試験だと思います。(・∀・)イイ!!
SJC-WCの受験にはSJC-Pの取得が必須になりますが、その他にXMLマスターも取得しておく事をお勧めします。 サーブレット&JSPでは設定ファイルなど要所要所でXML書式を使用します。 なので先にXMLについての知識を身に付けておけば学習効率が上がるでしょう。 それと受験料は去年値上げして25,200円から31,500円に変わっています。 なんとしても一発で合格しておきたい金額ですね。(´・(ェ)・`)クマー
結果は78%(53問/69問)で合格。 見直しもしたし間違えたつもりはなかったのだけど、たくさん間違ってました。(・3・)アルェー 開発経験の不足がモロに点数に表れてしまってるなぁ。
今回お世話になったのは翔泳社のSUN教科書シリーズのやつ。 「サンプルコードを書いていましょう」という感じの内容ではないため、初心者はだんだん話に付いて行けなくなってしまいます。 別途サーブレットの入門書を用意して併読しましょう。 ちなみにSEshop.comで受験チケットとセットになったのを買うとお得です。
入門書として使用したのが『基礎からのサーブレット/JSP 改訂版』。 サーブレットの基礎がしっかり解説されており、SJC-WCの試験範囲とマッチしています。 これ1冊でカスタムタグライブラリ/タグファイルの作成以外の知識は押さえられるでしょう。 終章のWikiエンジン開発も面白かったです。(・∀・)イイ!!
ところで入門書の選び方について忠告したい事がひとつ。 それはSJC-Pよりレベルの低い本を選ばないこと。m9(・∀・)ビシッ!! SJC-WCを受験しようとしている人は既にSJC-Pを取得しているはずです。 そんな人が今更Javaのクラスやデータ型について懇切丁寧に説明している本を読むのは激しく時間の無駄です。 SJC-P取得者のレベルに見合ったものを選びましょう。
『徹底攻略Webコンポーネントディベロッパ問題集』の模擬試験は相変わらずの精度で、実際の試験に見覚えのある問題がたくさん出題されました。 ただし記述ミスも多いので正誤情報の確認をお忘れなく。
以上の書籍でカバーできなかった試験での出題は、カスタムタグライブラリのDynamicAttributesと
セッションスコープのオブジェクトのスレッドセーフ化についてがありました。
でもsynchronizedはSJC-Pの知識だからそっちは問題無いはずですよね。( ´∀`)σ)∀`)
2 件のコメント:
10日目のカスタムタグの作成は役立ちました。