調べてみたらこれはITIL V2のファンデーション試験なんだそうな。(´・∀・`)ヘー
ITILがV2に改定されたのは2001年で、V3は2007年。 今一般にITILと呼ばれているのはV2で、V3はまだ普及していない。 V3では様々な改善のために内容が再構成され、ファンデーション試験の範囲も大きく広がった。 ITIL V2の試験は2009年3月までで終了するかもしれない。(¬_¬)・・・
さて、安全策で今まで勉強していたV2を受験しようか?
それとも折角だから新しい方のV3を受験しようか?
悩んだ末、受験日を1週間遅らせてITIL V3 Foundationを受験することにしました。 受験料20,160円を無駄にするのは経済的に辛いんですけどね。 大丈夫、僕は無職だけどデキル子なはず!
早速ITIL V3の勉強を始めようとまずはググってみたけれど、どこもV2の話ばっかりで困った。 とりあえずこの2つの記事は読んでおいて損はなかったです。
ITIL Version2 | プロセス/機能 | ITIL Version3 |
---|---|---|
サービスデリバリ | ITサービス財務管理 | サービス戦略 |
サービスレベル管理 | サービス設計 | |
キャパシティ管理 | ||
可用性理 | ||
ITサービス継続性管理 | ||
サービスサポート | 変更管理 | サービス移行 |
構成管理 | ||
リリース管理 | ||
インシデント管理 | サービス運用 | |
問題管理 | ||
サービスデスク | ||
継続的サービス改善 |
まずV2の中心だった10のプロセスと1つの機能は何処へ行ったのか?という観点でまとめてみたら、V3の5つのカテゴリにバラけていました。
V3で試験範囲が広がったらしいけど、もしかしてV2の学習内容で結構カバーできるんじゃね?なんて淡い期待を抱いてしまいそうですね。( ´∀`)σ)∀`)
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
結果は82%(32/40問)で合格。 時間いっぱい見直しして「これは正解だろ」って問題が26問を超えたので合格はできると思ったんですが、予想より高得点でした。(`・ω・´) 第六感の勝利!!
でもV3の試験は難しかったです。知らない用語もたくさん出てきたし、各プロセスの役割/責任範囲まで覚えてないと答え難い問題も多かったです。 サービスサポートとサービスデリバリの知識だけで確実に正答できるのは10問程度しかなかったんじゃないかな?
念のためITIL V3の詳細を書籍でチェックしておいて正解でした。
【楽天】EXIN受験チケット
今回使用した教材はこの2冊です。
『IT Service Management教科書』はV2試験の定番書籍で、ITILの青本(サービスサポート)と赤本(サービスデリバリ)に対して「黄本」とも呼ばれている。
書店で手に取ったときの印象は「内容薄すぎじゃね?」って感じだった(はじめに、サポート、デリバリ、模擬問題の4項目しかない)のですが、おそらくV2の試験はこの内容で十分なんでしょうね。
『ITIL入門 ITサービスマネジメントの仕組みと活用』は今書店で手に入るITIL関連書籍の中で唯一V3の内容について詳しく書かれている本です。 ただ試験対策本ではないのでキーワードの抽出は自分で行う必要があるでしょう。
今回の試験ではV3の継続的サービス改善なんてどうせ大して重要なカテゴリじゃないんだろと高を括って臨んだのですが、その7ステップ改善プロセスについて「何番目のステップはどれか?」、「このステップでは何を決定するか?」なんて問題を3問も出題されてしまいました。( ゚∀゚)・∵. ブハ
この本に目を通していなかったらV3試験には太刀打ちできなかったですね。
でも最も賢い選択は、黄本のV3版が発売されるまで待つだと思う。
3 件のコメント:
そろそろ数的に追いつかれた感がある今日この頃。
V3はライフサイクルの概念が入ったんだっけ。
仕事がそれなりに忙しいのと、中の人達のレベルが前回と違って高いので、実務よりの勉強しか手が回ってないです。言いつつバイオ5とかスターオーシャン4とかやってますが。
今年度中にUMTP L2とxmlアプリとoracle 11g silverは取りたい。先に取って対策教えて下さいw
組み込み向いてないし好きじゃないので、社内SEに異動願い出してxmlとかやってる今日この頃でした。
ちなみに
上位資格にも挑戦しなきゃと思いつつ、次はCompTIAあたりに逃げそうです。
でもXMLアプリは勢いで受験チケットまとめ買いしちゃったから、
11月11日までには攻略しないと・・・です。
あと秀和システムから『図解入門ビジネス 最新ITIL V3の基本と仕組みがよ~くわかる本』が発売されました。
ITIL試験の受験方法についても書かれてるみたいです。