Linux Mintのインストール時にはDHCPで割り当てたIPアドレスでパッケージ更新などをしていましたが、デスクトップPCには固定IPアドレス派なのでこの設定を変更したいと思います。 スタートメニューから[設定]→[ネットワーク]でNetworkManagerのGUIを起動すると、有線LAN(Wired)が1つ見えるのでDHCPからManualに変更しましょう。
設定内容は/etc/NetworkManager/system-connections/*ファイルに書き出されます。 ターミナルからip addr listコマンドでeth0のIPアドレスを確認して設定が反映されていないようであれば、service network-manager restartコマンドを実行してあげます。
IPアドレスを固定できたら次はWindowsからssh接続できるようにします。 Linuxデスクトップ環境がどんなに進化してもこのスタイルからは抜け出せそうにありません。 ソフトウェアの管理で「ssh」の検索結果からopenssh-serverをインストールしましょう。 それだけでパスワードログインできるようになります。
ssh接続でLinuxを使うならvimは必須ですから同様にインストールします。 CinnamonはGNOME 3ベースなのでvim-gnomeにしました。
最後にWindowsとのファイル共有を設定します。 /etc/samba/smb.confファイルを編集してhomesディレクティブを以下のように書き換えます。
[homes] path = %H/公開 comment = Public Directory browseable = no read only = no valid users = %S create mask = 0600
ユーザー認証するためにSambaのアカウントをpdbedit -a -uコマンドで追加します。 LinuxとWindowsのユーザー名とパスワードは揃えておきましょう。 service smbd restartコマンドで設定を反映すれば、ホーム直下にある公開ディレクトリが共有されます。
なおファイル名に「:」などWindowsで使用できない文字が含まれていた場合、8.3形式の名前に変換されます。
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