CentOSの場合はyumリポジトリ(/etc/yum.repos.d/nginx.repo)を設定するためのRPMパッケージを入れてから、yumコマンドでnginx本体をインストールする手順になっています。
# rpm -ivh http://nginx.org/packages/centos/6/noarch/RPMS/nginx-release-centos-6-0.el6.ngx.noarch.rpm # yum -y install nginx
nginx本体のRPMパッケージは以下にありましたので、こちらからダウンロードしてインストールしてもよいでしょう。
インストールと同時にnginxの実行ユーザー作成と自動起動の設定も済んでいましたので、とりあえず起動するだけでhttp://localhost/にアクセスできるようになります。 なおiptablesの設定はしてくれないため自分で行いましょう。
# tail -n1 /etc/passwd nginx:x:498:498:nginx user:/var/cache/nginx:/sbin/nologin # chkconfig | grep nginx nginx 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off # service nginx start # vi /etc/sysconfig/iptables > -A INPUT -p tcp --dport 80 -j ACCEPT # service iptables restart
nginxの初期設定(/etc/nginx/conf.d/default.conf)にはWeb公開ディレクトリが存在せず、/usr/share/nginx/html/index.htmlを返しているだけのようです。
なので最期にWeb公開ディレクトリを設定して作業完了です。
# mkdir -p /var/www/test # chown root:nginx /var/www/test # chmod g+w /var/www/test # cat <<EOF > /etc/nginx/conf.d/test.conf > server { > listen 80; > server_name 192.168.0.10 192.168.0.10:80; > root /var/www/test; > > location / { > index index.html index.php; > } > } > EOF # service nginx restart
server_nameは仮想ホストを使う際のポイントになるようですが、今は必要ないのでIPアドレスを書いておきます。
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