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vivosmart HRからvivosportに買い替えた感想

薄型のvivosmart 3が発売されてから 「また半年後にGPS付きが出るかも」 「この薄さでGPSは無理でしょ」 などと悩ましい日々が続いていた。 そしたら本当に半年でGPS付きのvivosportが発売されたものだから喜び勇んで買い換えてしまった。

装着感

まず薄い。 厚さ10.9mmとか数値的な薄さはさておいて、 ワイシャツのカフスボタンを閉じ易くなったメリットは大きい。 また裏面の厚さというか光学式心拍計の凸も薄くなって腕に突き刺さる感じが軽減されている。 シリコンベルトは穴が小さくなって腕に跡が残らなくなった。

そんな感じで食い込み対策がなされたようなのだけど、 装着して一晩寝てみたら金具があたって腫れてしまった。 寝相の関係もあるので何が悪いとは言い難い。 しかしvivosmart HRではそんなことなかったので今回のベルトには苦手意識ある。 決して悪い物ではないと思うのだが・・・

操作感

物理ボタンが無くなったのでメニューを開くのは画面の長押し、 アクティビティの開始/停止はダブルタップで行うように変わった。 このダブルタップが難しくてストレスレベルの上昇がしっかりとモニタリングされるのは笑える。

腕を組んだりすると長押し扱いになってブルッと震えるのが煩わしい。 長袖で汗をかいているときも誤作動が多い。 物理ボタンが復活したら買い替えたいと思う。

サイクリストにとって最も重要な心拍転送モード。 vivosmart HRでは心拍転送モードをONにするのに 全設定リセットよりも深い位置にあるメニューを開かなければならず、 途中誤って心拍測定をOFFにしてしまう酷さだった。 その後ソフトウェアアップデートで心拍画面を長押しすると心拍転送モードが開くように改善された。

vivosportで心拍画面を長押してみると、他画面の場合と同じメニューが開いてしまった。 そこから5回スワイプして心拍設定を開き、もう一度スワイプして心拍転送モードに辿り着くと。 つまり戻ってる。戻ってる。 ここはソフトウェアアップデートに期待するしかない。

なおサイコンと心拍センサーのペアリングはちょっと振った程度では反応しないので全力で走りながらやるとよい。

個人的に嬉しい改善ポイントは vivosmart HRでは1つしか設定できなかったアラームが複数設定できるようになったこと。 本体だけで時刻設定ができないのは変わらないけど、アラームのON/OFFはできるようなっていた。 今まで昼休みの目覚まし専用だったが朝の目覚ましも追加設定した。

新機能

筋トレの種類と回数を数えてアクティビティとして記録できる新機能も使ってみた。 斜め懸垂でもプルアップと判別してくれるけど、 水平に近づくとプッシュアップになってしまうようだ。 そういうときはGarmin Connectでエクササイズの種類を選択し直せばよいのだが、 ジム向けなのでウェイト系が多く、 ハーフスクワットなど負荷の少ないエクササイズが選択肢に無いのは残念。

Repカウントについては概ね正確。 自分で数えるのが億劫になる程のレップスなら数回の誤差は許容範囲だろう。 頑張ったのにカウントされてなかったときはガッカリするけど、 キレイなフォームでやればキレイにカウントされると考えば新しい楽しみにもなる。 レッグレイズなどは腕のセンサーでカウントしようがないので、 足のセンサーもそのうち発売されないかしら?


それと製品仕様に「サイクリングプロフィール(プリロード)」と書いてあるのは、 アクティビティを記録する際に「サイクリング」が選べるというもの。 GPSが付いたので走行ルートと速度、心拍を記録できる。 ケイデンスセンサーを接続できるわけではないので、 普段はサイコンと心拍転送モードの組み合わせで使い、 レンタサイクルの利用時やサイコンの充電を忘れた時にvivosport単体で使うとよいだろう。

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