今月は情報処理技術者試験があったから他の資格に手を出せていなかったのだけど、それは好くないと思って『Sun認定 Solarisアソシエイツ』を取得してきました。 勉強期間は1週間です。(・∀・)人(・∀・)カンターン
Solarisアソシエイツは新人エンジニア研修の効果測定に適した認定資格として、去年から提供されています。
試験範囲から推測される認定者のレベルは、組み込みLinux機器にリモートアクセスしてviエディタでシェルスクリプトを編集して実行したプロセスを監視してログをアーカイブして取って来ることができる程度です。
これは評価作業を担当させるのに十分な能力といえるでしょう。
ところでLinuxの認定資格といえば『LPIC』が有名です。 そのレベル1認定は2試験に分かれており、コマンドライン操作の基本についての101試験ではシステムアーキテクチャやインストール手順など瑣末な知識も問われ、シェルスクリプトを含む102試験ではSQLからディスプレイマネージャの設定までさらに広範な知識が要求されます。 (・3・)エェー!? しかしそれらは社内PCを全てLinux化してるような会社でもなければ性急に必要な知識ではありませんね。 自社の業務内容とよく照らし合わせて、どちらの認定資格が新人研修に適しているか考えて頂きたい。 ( ゚Д゚)y─┛~~
結果は90%(47問/52問)で合格。 5問も間違えちゃった。(ノ∀`)アチャー 合格ボーダーが50%と低いので落ちる事はまずありえないでしょう。 試験範囲的に「勉強してみたことに意味がある」というか、セミナー修了証のようなものだね。
実際の出題は、アーカイブ/圧縮ファイルを扱うjarコマンドやgunzipコマンドで解凍せずに中のファイルを抽出するオプションや、findコマンドやviエディタでの正規表現の問題が多かった気がします。 あとテープデバイスを扱うmtコマンドが出題されたのには驚きました。Σ(´∀`;)
今回の教材は『SUN教科書 UNIX/Solarisアソシエイツ(SCSAs)』。 実際にSolarisを操作しながらでなくても読めたし、社内研修のテキストとして用いてるのも良いんじゃないかなって感じ。 不満点といえばいつもの試験直前チェックシートが付いてなかったんだよね。 コマンドオプション一覧を載せておいてくれれば、後でリファレンスとしても使えて便利なんだけどなぁ。 (´・ω・`)ショボーン
『徹底攻略UNIX/Solarisアソシエイツ問題集[310-105]対応』は先週発売されたばかりの新しい対策本です。 受験時刻までジュンク堂で立ち読みしてたんですけど、SUN教科書には載ってなかったduコマンドを思い出せてラッキー。 こっちは新人研修後に自主的に資格を取ろうとする人向けかな。 普段からLinuxを使ってる人ならKornシェルについてだけ調べておけば、あえて勉強する必要もないでしょうしね。
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