わたくし、ここの家族になれて とっても幸せでした―――
鈴城芹のハートフル4コマ漫画『看板娘はさしおさえ』が完結。
十世チャ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!
しっかり者な小学生の小絵(さえ)が看板娘を務める早潮(さしお)質店に持ち込まれた江戸時代の行李(竹製の衣装ケース)。 その行李に憑いていた幽霊の十世がお店の守り神、あるいは2人目の看板娘として、また小絵のお姉ちゃんとして活躍するファミリーコメディでした。
あの奇麗な終わり方は十世ちゃんの設定を考えた時点で決まっていたっぽいなぁ。( ´ー`)y─┛~~
この作品の中で一番魅力的なキャラが、店主であるお父さん。
商売っ気が無さ過ぎるのと趣味の無駄遣いとで家族から責められ、仕舞いには娘の友達にまでボロクソ言われてしまう人。 古民具に関してはプロフェッショナルなのにね。(´・ω・`)ショボーン
でも子供たちには内緒だけど奥さんは凄いデレ。(*´д`*) 夜パートマダー?
ちなみに電撃PSで連載中の『家族ゲーム』に登場するお父さんも立場が弱く、お小遣いを削られて交通費と昼食代と節約してエロゲを買っています。(´;ω;`)カワイソウデス
この「女3人の4人家族でお父さんの立場が弱いけど夫婦仲は良い」というのが、鈴城芹の2作品に共通する特徴になってますね。 作者は青森出身らしいけど、母親(女性)が強いのは県民性でしょうか?
それと「AさんとBさんは友達で、今Aさんとすれ違ったCさんは実はBさんの取引先の社員」みたいに登場人物の関係が複雑に連鎖している。あるいは世間が狭いのがもう1つの共通点かな。 相関図とか好きな人には登場キャラが多い『家族ゲーム』の方をお薦め。
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